中山成彬より : 年末のご挨拶
今年も残り少なくなりましたが、皆様にはお元気でお過ごしのことと思います。私は宮崎と東京との往復、そして全国の講演に飛び回っています。各地を回りまして、タクシーに乗りますと、一様に景気が悪くなったこと、忘年会が少ないことを聞かされます。ハローワークをのぞくと職を求める人で溢れています。講演会では自民党は負け過ぎたねとよく話に出ます。私自身も当選出来なかったことの重大さを身に沁みて感じています。ご期待に応えられなかったことに対して、改めて心からお詫び申し上げます。
さて、政権交代で鳩山民主党内閣が誕生して3ヶ月が過ぎました。毎日、ハラハラしながら見ているしかありませんが、私が昨年から警鐘を鳴らしていたように、外交、防衛、教育、経済政策が大変問題です。
3党連立を優先して普天間問題を先送りしました。日米同盟を無視して日本の防衛をどうするつもりなのか、本来なら中国や北朝鮮に対して要求すべき核の先制不使用を同盟国であるアメリカに求める岡田外務大臣、民主党の嫌米、親中がはっきりしてきました。習近平副主席を強引に天皇に会わせたり、小沢幹事長の強権政治も顕わになってきました。政治主導とは天皇を政治利用しても良いということではない筈です。
鳩山首相は、東アジア共同体構想を掲げていますが、経済や政治形態、宗教など価値観が大きく異なり、チベットやヴイグル族を弾圧している中国とどうやって付き合って行くのでしょう。友愛政治や二酸化炭素25%削減など、厳しい国際政治の世界を余りに知らな過ぎます。
事業仕分けに喝采を送る向きもありますが、私が中心となって進めてきたスーパーコンピューターを始め、科学技術関係の予算がズタズタに削られ、まさに身を切られる思いです。資源の乏しい日本は科学技術に力を入れ、経済力を強化するしか経済発展の道はないのに、民主党には成長戦略がありません。
教育も私が提唱し、推進してきた全国学力テスト、教員の免許更新制が否定され、道徳教育の副教材である「心のノート」の廃止など、「日教組による日教組のための日教組教育」が復活しつつあります。
鳩山首相の政治資金、脱税問題は国民の納税モラルに大きな影響を与えます。母親からの巨額のお金の贈与です。株式売買益の7200万円の脱税もあります。知らない筈はないのに、およそ日本の総理大臣の取る態度ではありません。
かつて、旧社会党の事務局にいた職員が民主党に移り、今、政府内に入り込もうとしています。これら、プロ左翼の党員が各省庁を牛耳り、日本は社会主義的な一党独裁国家に陥ろうとしています。来年の通常国会から日本国家の解体につながる法案が続々と出てくるでしょう。この悪い流れを断ち切るためには、来年の参議院選挙で民主党の単独過半数をどうしても阻止しなければなりません。早くも小沢氏は「野戦軍の総司令官になって解放のために全力で戦う」と中国共産党の首脳に語っています。誰を、何に対して、何の為に解放するというのでしょうか。
私は本当に日本の将来を憂うる真正保守の再結集を図り、日本の安全と先人から受け継いだ良き国柄を守るために立ち上がっています。子供や孫達がこの国で幸せな人生を送れるように頑張って参ります。
年の瀬を迎え段々と寒くなって参りますが、どうかご健康に気を付けられて良いお年をお迎えください。
平成21年12月17日
中 山 成 彬






